トナーカートリッジ・プリンタ用語集

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トナーカートリッジ・プリンタ用語集

ア行

E&Qマーク: E&Qマークとは、リサイクル（トナー・ドラム）を安心してご利用いただくために日本カートリッジリサイクル工業会（AJCR）が制定した「環境と品質」の管理基準のマークです。第三者審査機関の審査により環境管理基準は6テーマ28項目、品質管理基準は4テーマ10項目に全て適合する製品にのみ、本体と外箱にE&Qマークラベルが貼付されます。マーク右上の NO. はトナーカートリッジ固有の管理番号で、納品後製造元を確認することができます。
一体型カートリッジ: トナーとドラム(感光体)が一体になったカートリッジ。トナーがなくなった場合にはカートリッジごと交換します。例 Canon カートリッジ527 EPSON LPB3T25など
印字枚数: 使用するトナーカートリッジで何枚印字が可能かを表した目安数値。一般的にはA4サイズで片面印字領域5％印字に対して何枚印字出来るかを枚数に換算します。
ウォームアップ時間: プリンタの電源投入からプリンタがスタンバイ状態になるまでの時間。または、省電力モードにあるプリンタに印刷開始を送信してから、スタンバイ状態になるまでの時間のこと。
STMC: STMC(Standardized　Test　Methods　Committee)はリサイクルトナー先進国アメリカでリサイクルトナー普及を推進するI-ITC（International Imaging Technology Counsil）とR.I.T.（ロチェスター工科大学）を中心に制定された設けられた世界で唯一リサイクルトナーカートリッジの品質基準やテスト方法を定めた検査基準の事です。
LEDプリンター: LED(エルイーデー：発光ダイオード)を介し感光体にトナーを転写させ印字するプリンター。レーザープリンタよりシンプルな構造になっています。一例 RICOH IPSio SP C710 XEROX DocuPrint C2250 CASIO SPEEDIA N3600など

カ行

海外純正品: 海外向けトナーのため国内純正トナーと品番やパッケージは異なりますが、トナー成分は国内純正品と同じ、そのため印字品質も国内純正品と同じです。
カラーキャリブレーション: 「色補正」のことでスキャナによる色分解を行なう際に、原稿の種類や出力条件に合わせて、最適な調子再現、色再現をするために補正を加えること。
環境推進トナーとは: エプソンが純正の使用済みカートリッジを回収し、再生したトナーカートリッジです。プリンタメーカーが回収・再生していますので、メーカー純正品と同じ保証が受けられます。またリサイクル品ですので純正品タイプよりお求めやすく価格が魅力です。この「環境推進トナー」はセイコーエプソンが所有権を保有しています。ご使用後必ずエプソンへのご返却いただくことを前提で純正品より安価な設定の商品のため、第三者が再利用することは出来ません。通常の純正品からのメンテナン再生はできませんのでご注意ください。
感光体: 光の信号を紙のの画像に変換する役目を果たすプリンタ、コピー等の重要な部品。ドラムとも呼びます。
クリーニングブレード: プリンタ、コピー機の感光体に残った不必要なトナーを物理的に掃きとり、感光体をクリーニングする働き。
グリーン購入法適合商品: 国等による環境物品等の調達の推進等に関する法律（グリーン購入法）の特定調達品目およびその判断基準に適合する商品です。
現像ローラー: トナーをローラー上に付着させ、感光体（ドラム）に飛ばす役割を持つ部品。
互換トナー: 模倣カートリッジ、互換トナーとも呼ばれているトナーカートリッジです。純正品を模倣して偽造された製品で主にアジアでの生産された激安で販売されているトナーです。純正品の特許・意匠を侵害している可能性が高い製品なのでご利用にはご注意ください。印字トラブル等でプリンタ故障が発生した事案もございます。純正品或いは再生品として販売されていたり、ご使用済みの回収を行っていない場合もございます。当店では詳細が不明なため安価でも販売しておりません。なお、通常の汎用品（白箱、ノーブランド新品）とは明らかに違います。

サ行

像密度: カラー、モノクロ各プリンターでの印刷可能用紙ページの原稿の上にどれだけのトナーが載っているかを表すものです。A4サイズでの像密度5％という場合は、面積比でA4用紙全体の5％にトナーがのっている原稿を表します。カラー印字ではトナーが4色、ブラック/K、シアン/C、マゼンタ/M、イエロー/Yと全部で4色のトナーを使用するため5％の4色分つまり像密度は20％で計算されます。
重合トナー:polymerized toner: 従来の色素を砕いて粉末状にした粉砕トナーとは異なり、乳化重合法(化学反応)で合成された粒径の小さく均一性の高い球形トナー。解像度が上がり、高級感を高める高画質化を実現しており粉砕トナーに比べ高画質な印字が可能となる。内部にワックス成分が含まれているため、表面光沢を抑え印字面に記入することができる。
純正品: プリンタメーカーが推奨するトナーカートリッジ。
純正リサイクル品: プリンタメーカーが回収・再生しているトナーカートリッジ。メーカー純正と同様にサポート保証が受けられます。例）エプソン「環境推進トナー」、カシオ「回収協力トナー」、富士通「環境共生トナー」、OKIデータ「GFトナー」などがございます。ご使用済みが返却条件前提での価格提供商品となっております。
消尽: 知的財産法において、知的財産権の消尽（しょうじん、用尽（ようじん）、消耗、exhaustion）とは、ある物について権利者が知的財産権を一度行使することによって、その知的財産権がその物については目的を達成して尽き、権利者がもう一度知的財産権を行使することができない状態になることをいう。※出典：Wikipedia
スタンバイ状態: プリンタがデータ受信から待ち時間で画像形成工程を開始できる状態。
即納品（リサイクル）: 工場に在庫のあるトナーカートリッジのリサイクルトナー、リサイクルドラムの種別です。平日午後3時までのご注文で当日出荷いたします。使用済みカートリッジのご返却は、交換後で大丈夫ですその際には箱に入れてお返しください。
ゼロエミッション: リサイクルを徹底することにより、最終的に廃棄物をゼロにしようとする考え方。

タ行

帯電ローラー: 感光体（ドラム）の表面に初期帯電をする働きをもつ部品。
定着ユニット: 転写されらトナーを熱で用紙に定着させる部分のこと。
低温定着トナー: 従来のトナーは、高熱により用紙定着させて印字します。この高熱を抑えで消費電力の削減を実現するトナーのことです。低温化による効果は様々あります。その中でも一番は定着部分への温度を下げることがプリンタや複合機本体への消費電力を減少させウォーミングアップ時間が短縮でき、さらには待機電力のセ－ブが可能になるようです。そのほか定着ローラー部品が長持ちして高熱を使わなければ紙じわの防止にもつながります。
デベロッパー（現像剤）: レーザープリンター、複写機の粉状磁性体のこと。
転写ローラー: プラスの帯電で感光体（ドラム）に付いているトナーを紙へ引き寄せる部品。
ドクターブレード: 現像ローラーにのるトナーの量を規制して、均一にする役割を担う部分。
トナー: 複写機やレーザープリンタで使われている帯電性を備えたプラスチックの微小な粒子。静電気で用紙に転写させ、高熱で定着させて印字します。モノクロ印刷はブラック、カラー印刷はブラック、シアン、マゼンタ、イエローの４色。
ドラム: 光の信号を紙の画像に変換する役目を果たすプリンタ、コピー等の重要な部品。感光体とも呼びます。

ハ行

廃トナーボトル／廃トナーボックス: クリーニングブレードで掃きとった不必要なトナーを隔離する容器。
汎用品（ノーブランド品/NB品）: プリンタ、コピー機メーカーブランドがエンジンをOEM提供しているプリンタ、コピー機メーカー向けに製造している記載がない新品トナー。
粉砕トナー: カーボングラフィック等の原材料を融解して固めたものを、物理的に細かく粉砕したトナー。重合トナーに比べ粒子が均一でなく画質では劣ります。
PPM: プリンターの印字速度。PPMは「Pages Per Minute」の略で1分間で何枚が印字ができるかを表す数値。
分離型カートリッジ: トナー（粉）とドラム（感光体）が別々になっているトナーカートリッジのことでそれぞれ交換することが可能。例ブラザーTN-48J（トナー）DR-41J（感光体/ドラム）

マ行

マグローラー: トナーを感光体に供給する部品。

ラ行

ランニングコスト（印刷時の1枚当りの費用）: JIS X 6931 (ISO/IEC 19752：2004)、ISO/IEC 19798：2007はトナーカートリッジの印刷可能枚数測定方法を標準化する目的とした規格です。この規格を元にコストを測定します。
◎JIS X 6931 (ISO/IEC 19752：2004) Adobe PDF形式
▪•モノクロトナーの印刷可能枚数測定データ
▪用紙:普通紙
▪用紙サイズ:A4サイズ
▪片面連続印字
◎ISO/IEC 19798Adobe PDF形式
▪カラートナー印字可能枚数測定データ(5枚1組)
▪用紙:普通紙
▪用紙サイズ:A4サイズ
▪片面連続印字
リカバリーブレード: 廃トナーボックス（ボトル）に回収されたトナーの逆流を防止する部品。
リサイクルインクカートリッジ: 純正の使用済みインクカートリッジに、インクを充填して再び使えるようにしたインクカートリッジこと。
リサイクルトナー・リサイクルドラムカートリッジ: 純正トナー・ドラムカートリッジの使用済みカートリッジを分解、洗浄、トナー充填を行い、再利用(リユース)したトナーカートリッジのことです。リサイクルトナーは再生トナー、リユーストナーとも呼ばれています。
リターン品(回収再生): 新機種や旧型トナーは先にご使用済カートリッジを回収して、再生作業をしてお届けするリサイクルトナーの種別のことです。預かり再生品、現物再生品とも呼びます。カートリッジの種類等にもより異なりますが、5日から3週間程度有しお時間がかかりますので、納期に余裕にどうぞご注意してください。
レーザープリンタ (laser printer): レーザービームでドラム（感光体）という黒い筒の上にトナーを静電気で付着させ、トナーを用紙に転写して印刷を行うことで印字するプリンター。また、レーザープリンターの印字は5つのプロセスで行われます。※帯電→露出→現像→転写→定着
RoHS(ローズ): EU(欧州連合)の有害物質の使用規制に関する指令で、この指令により、電気および電子機器に含まれる特定の物質を使用することが禁止されます。RoHSは、Restriction of certain Hazardous Substancesの頭文字の略です。電気・電子製品の生産から処分までのすべての段階で、環境や人の健康に及ぼす危険を最小化することが、RoHSの主な目的です。この規制有害物質は、6つで鉛、水銀、カドミウム、六価クロム、ポリ臭化ビフェニール、ポリ臭化ジフェニルエーテルとなっている。